日本人は生命保険が大好き!
しかしながら、本当に保険は必要なのか?
保険の裏側を探れ!
保険の光と闇を捉えたミステリー小説?
辛口評論家が保険を斬って斬って斬りまくる一冊!
保険の常識をことごとく破壊する一冊
今回紹介する本はこちら!
著者は辛口評論家兼ファイナンシャルプランナーの長尾義弘さん。
第1刷発行日は2016年2月15日です。
保険は本当に必要なのか?
保険大好き国家日本の常識を真っ向から否定する一冊です。
あなたは保険についてどの程度の知識がありますか?
私はこの本を読むまで保険なんて全く知りませんでした。
この本を読んで保険について詳しくなりましたが、同時に保険に対してかなり否定的になっていまいました。(笑)
本が述べていることは確かに正論です。
特に高額医療費制度の話と入院費用の将来性の話はすごく納得しました。
保険は必ずしも万能なものではないのです。
もしあなたが保険は絶対に必要なものだとなんの根拠もなく考えているのでしたら、その考えを根底から見直す良い一冊になるかもしれませんね。
私も本書を辛口評論!(笑)
さて、保険について否定的な意見が目立つ本書ですが、本書の内容が必ずしも正しいとは限らないという話をしたいと思います。
というかこのことはほぼ全ての本においても言えることです。
例えば、本書には「保険はシンプルなものが良い」という意見があります。
その理由は特約付きの保険は内容が複雑で、申請忘れやいらない保障内容も含まれている可能性があるからです。
これは確かに正論ですが、しかしながらこれが今の時代においても正しいとは限りません。
というのも商品は毎年新しいものが生まれるからです。
この本は2016年に書かれた本ですが、今は2017年です。
たった一年で、世の中はガラリと変わるのです。
今の保険では特約付きにような無駄な保障が付いている保険は少なくなり、大手の生命保険会社では顧客によって好きに保障内容をカスタマイズできる保険が主流となっています。
シンプルな保険がいいというのはひと昔の保険見直しの売り文句というのが現状です。
このように世の中は常に変わり続けます。
本を読むときはこのような視点を持って読むようにしましょう。
しかしながら、好著である。
少し脱線しましたが、こん本の内容が悪いと言ってるわけではありません。
むしろ、保険の一般常識を否定し、多くの日本人の目を覚ましてくれる好著です。
特に「高額医療費制度」は以外に知らない人が多いので知っておべきでしょう。
最近は入院費用もかからなくなってきているという切り口も正しいと思います。
保険について知りたのなら読んでおいて損はない一冊です。
しかしながら、全てのことが正しいとは思わないようにしたほうがいいかもしれません。
これは全てに本にも言えますが。(笑)
本書読んでてそれを強く痛感したので、書きました。
この本はこんな人にオススメ
この本はこんな人にオススメです。
- 保険は絶対に良いものだと、思い込んでしまっている人
- 保険(特に生命保険)について知りたい人
- 保険と貯蓄はどっちが有利なのか知りたい人
- 保険が嫌いな人
以上です。
保険はあなたの味方ではないかもしれませんね。
この本を読めば、あなたは保険の真実を知ることになるでしょう。