2017年は確定拠出年金(DC)が沢山話題に上がりました。
なぜなら、2017年の制度改善で20歳以上のほぼ全ての人が個人型確定拠出年金(iDeCo)を利用できるようになったからです。
制度は名前だけ知っていても意味はありません。
大事なことはそのメリットをしっかり理解することです。
そんな確定拠出年金について詳しく解説している本。
それが本書「5000円から始める確定拠出年金」です。
正しい確定拠出年金の知識を知ることができる本!
今回紹介する本は、こちら!
「5000円から始める確定拠出年金」です。
著者は瀧川茂一さんと小山信康さん。
第1刷出版日は2017年2月22日。
著者の瀧川茂一さんは年間200回を超えるDC教育を行う言わば確定拠出年金の専門家、小山信康さんはファイナンシャルプランナーとして活躍し、この本以外にも多くの本を書いています。
本書は確定拠出年金について正しい知識を得ることのできる1冊です。
これには、専門家である瀧川茂一さんと小山信康さんのタッグがあったからこそです。
確定拠出年金の本は多数あり、私も多くの本を読みましたが、個人的に1番正しく確定拠出年金の知識を得られる本だと感じました。
確定拠出年金の全てを網羅!
確定拠出年金を言えば、個人型(iDeCo)が有名ですが、本書のタイトルは「5000円から始める確定拠出年金」となっています。
つまり、企業型確定拠出年金にもしっかり対応しています。
個人型だけの本は多いですが、企業型についてもしっかり記載しているので、それだけでも貴重な1冊と言えます。
本書では1点の抜かりもなく、確定拠出年金を解説します。
確定拠出年金とはなんぞや?から始まり、利用メリット、そして投資すべき商品、また登録方法まで。また、サラリーマン向けの確定拠出年金講座もあります。
まさに、確定拠出年金の全てを網羅した本と言えるでしょう。
確定拠出年金は公的年金を補完する重要な制度!
近年、公的年金の縮小が問題視されています。
40年後には公的年金の支給額は現在の3分の2まで減少すると言われています。
また、年金支給額は70歳まで先延ばしにされる可能性もあります。
つまり、年金だけでは生活できなくなるのです。
では将来困らないためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、事前にしっかり準備をしておくしかありません。
確定拠出年金はその名の通り年金制度の1種です。
将来、公的年金が減るのなら、確定拠出年金を使って準備を行っておくことは非常に有効な手段です。
将来後悔しないためにもしっかり今のうちから、確定拠出年金を含めた国の制度について勉強し対策しておきましょう。
あなた自身のためにも。
「5000円から始める確定拠出年金」はこんな人にオススメ!
この本はこんな人にオススメです。
- 確定拠出年金について正しく理解したい人
- 将来、お金で後悔したくない人
- 企業年金を導入している会社に勤めているサラリーマンの方
以上です。
現実から目を逸らすのはやめましょう!
今こそ行動の時です。